仕事や人間関係で疲れたとき、「何もしたくない」「気が重い」と感じることはありませんか?
どんなに心が疲れていても、職場や学校には行かないといけない…でも心が重くて辛い、そんな思いを抱えていませんか?
そんなときに役立つのが、心を癒し、視点を変えるヒントをくれる本です。
イギリスで行われた研究によると、読書には心をリラックスさせる、ストレス解消効果があることがわかっています。

本を読むことで、ストレスを和らげたり、考え方の幅が広がったりして、「自分はこのままでいいんだ」と思えるきっかけにもなります。
本記事では、心が疲れたときに気持ちが軽くなる、おすすめの本を3冊ご紹介!
- 「あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる」ひすい こたろう
- 「嫌われる勇気」岸見一郎・古賀史健
- 「1分間瞑想法」吉田昌生
また、読んだ内容を日常生活に取り入れる方法についてもお伝えしますので、本を読むだけで終わらず、実際に活かすことができるようになります。

この記事を読んで、今のあなたの心に響く1冊が見つかりますように。
心が疲れたときに本を読むメリット

心が疲れたとき、読書は単なる娯楽ではなく、心を癒し、気持ちを整理する手助けをしてくれます。
ここでは、本を読むことが心の健康につながるメリットについてお伝えします。
読書がもたらすリラックス効果
- 現実から一時的に離れられる
物語や新しい考え方に触れることで、頭の中が一度リセットされ、気持ちを整理しやすくなります。
- 副交感神経が優位になり、落ち着く
静かな環境で本を読むと、自然と呼吸が落ち着き、リラックスしやすくなります。
視点を変えることで得られる気づき
- 新しい考えに出会える
「こういう考え方もあるんだ」と気づくことで、心の負担が軽くなることがあります。
- 自己肯定感が高まる
共感できる言葉や励まされるメッセージに触れることで、「自分はこのままでいいんだ」と思えるようになります。
- 自己成長につながる
自己啓発本や実用書には、悩みを解決するための具体的な方法が紹介されていることが多く、自己成長に直結します。

本を読むことで、心を整えるだけでなく、より前向きな考え方を身につけることができます。
読んだ本を日常生活に取り入れる方法

本を読んで「いい内容だったな」と思っても、そのままでは日常を変えることは難しいものです。
ここでは、読んだ本の内容を日常生活に取り入れるための方法をお伝えします。
気になったフレーズをメモする習慣
読書の中で心に響いたフレーズや、実践したい内容をメモしておくと、いつでも読み返すことができ、日常に取り入れやすくなります。
手帳やノートの書き留めたり、スマホのメモアプリを活用しても良いでしょう。
メモを見返す習慣をつけると、新しい考え方や実践内容が、自分の中に定着しやすくなります。
できることから始める
本で得た気づきは、一度にすべて実践するのは大変で、続かない原因にもなってしまいます。
まずは「自分にとって無理なくできること」を選び、小さく始めてみましょう。
本で得た気づきを日常に根づかせるために役立つのが、行動チェックリストです。
例えば以下のように、短い時間でできる問いを用意し、毎日自分に問いかけてみてください。
ToDoリストに組み込んでみても良いでしょう。
- 小さな幸せや感謝に気づけたか?
- 自分の気持ちを後回しにせず、大切にできたか?
- 深呼吸や静かな時間を意識的に取れたか?

このような問いを日々振り返ることで、読んだ内容が“読んで終わり”にならず、習慣へとつながっていきます。
心が軽くなる、視点が変わるおすすめ本3選
ここからは、心が疲れたときに読みたい、おすすめの本を3冊紹介します。
- 「あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる」ひすい こたろう
- 「嫌われる勇気」岸見一郎・古賀史健
- 「1分間瞑想法」吉田昌生
「あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる」ひすい こたろう

著者 | ひすいこたろう |
出版社 | ディスカヴァー・トゥエンティワン |
発売日 | 2024年4月19日 |
ページ数 | 348ページ |
単行本価格 | 1,760円(税込) |
Kindle版価格 | 1,584円(税込) |

おすすめポイント・得られること
一問一答形式で、『こんなときには、こんな見方をしてみない?』と簡潔に書かれているので、本を読むことに抵抗があっても気軽に読むことができます。
一問一答に添えられた、新しい見方にまつわるエピソードは、思わずクスッと笑ってしまうものや、心にスッと沁みるものだったり、なんだか説得力があるのです。
“世界を変える見方”として、70通りの見方が載っていますので、パラッと開いたページだけを読むスタイルでも心がフッと軽くなります。
この本を読むと、ネガティブな出来事もポジティブに捉える視点を学べ、ストレスが和らぎます。

●モヤモヤが晴れず心に余裕がないときは、家族や友人、恋人など周りの人にキツく当たってしまいがちです。
●でも、ネガティブな出来事をできるだけポジティブに解釈することで、幸せな気持ちになれて、自分を肯定することができ、周りの人にも優しくなれました。
●出来事に対する解釈(見方)によって、その後の感情と行動が変わる、という解説に深く共感するばかり。
●幸せな人生は自分で選んでいけるんだと、前向きになれた一冊です。
この本がおすすめな人

「嫌われる勇気」岸見一郎・古賀史健

著者 | 岸見一郎・古賀史健 |
出版社 | ダイヤモンド社 |
発売日 | 2013/12/13 |
ページ数 | 296ページ |
単行本価格 | 1,650円(税込) |
Kindle版価格 | 1,485円(税込) |

おすすめポイント・得られること
言わずと知れた名著。
世界をシンプルにとらえ、幸福に生きるために必要な共同体感覚。
共同体感覚とは、自分の行為ではなく、自分の存在が役に立っているという価値を実感すること。
価値の実感とは、他人からの評価ではなく、自分の主観で他者に貢献できていると感じられること。
そのために必要な「自己受容」、「他者信頼」、「他者貢献」について対話形式で説かれており、最後まで読んだとき、過去でも未来でもない、「いま、ここ」を生きる大切さに触れることができます。
素晴らしい気づきを得られる一方、日常生活に落とし込むには少し難易度が高く感じられますが、それでも生きることを頑張っているあなたへ。
この本を読むと、他人に振り回されず、自分らしく生きるためのヒントが得られます。

●これまで気にしていた他者からの期待や評価は、気にしなくて良いものだという発見がありました。
●他者からの期待や評価を気にしなくて良いと思えるだけで、心が軽くなったし、課題の分離をする(嫌われる勇気を持つ)ことで、その先には、自分は自分のままでいて良いと思える自分になれると感じられました。
●実践の難易度は易くないけど、これからの人生をより良く生きるために諦めずにやってみようと思っています。
この本がおすすめな人
「1分間瞑想法」吉田昌生

著者 | 吉田昌生 |
出版社 | フォレスト出版 |
発売日 | 2016年10月21日 |
ページ数 | 213ページ |
単行本価格 | 1,540円(税込) |
Kindle版価格 | 1,509円(税込) |
オーディオブック(CD)版価格 | 1,540円(税込) |

おすすめポイント・得られること
瞑想は決して怪しいものではなく、科学的にも効果が実証されており、世界的に有名な大企業でも取り入れられています。
この本では、誰でも簡単に続けられる、1分間の瞑想方法が7つ紹介されており、外出先や移動中にできるものもあります。
瞑想をやってみたことはあるけれど続かなかった、やってみたいけど難しそう、という人にもおすすめです。
短時間でリラックスできる瞑想は、頭の中がスッキリして気持ちが落ち着き、心に余裕が生まれます。
目まぐるしい日々の中で「いま、ここ」に意識を向けることで、より良い毎日を過ごせるようになります。
この本を読むと、ムリなく瞑想を取り入れ、ストレスを軽減する方法が身につきます。

●何かをしていたら1分経つのはすぐでも、待っている1分は長く感じます。
●1分間瞑想も、たった1分でも、集中すると長く感じられ、思っていたより頭の中がスッキリします。
●気持ちを整える、感情をコントロールするためのヒントも解説されていて、瞑想への理解も深まりました。
●毎日1分なら続けられる、続けたい!と思わせてくれて、毎朝取り入れると、一日気分良く過ごせて嬉しいです。
この本がおすすめな人
目が疲れているときは「耳で聴く読書」もアリ
読書をしたい気持ちはあっても、心や体が疲れているときは、活字を見ることすら億劫なときもありますよね。
そんなときは、耳で聴く読書「Audible(オーディブル)」もひとつの選択肢です。
プロのナレーターの落ち着いた声で、本の世界にやさしく触れられるので、目を閉じていてもリラックスしながら楽しめます。
移動中や寝る前など、ちょっとした時間にもぴったりです。
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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まとめ:本を通じて心を整え、前向きに生きる

心が疲れたときに本を読むことで、リラックス効果が得られ、気持ちが楽になります。
また、本を読むことは、視点を変えるきっかけにもなります。
- まずは、興味のある一冊を手に取る。
- 気になった言葉をメモして、日々の生活で活かす。
- できることから実践し、心を整える習慣を作る。
本を読むことで、物事のとらえ方や意識が変わり、より前向きに生きられるようになります。
心が疲れたときこそ、本の力を借りて、自分を癒す時間を持ってみましょう。

応援しています!